ヤマトナデシコ七変化

EPGでは「ヤマナデ」・・・orz
エクセルサーガのはっちゃけ以来、この人は何かやる人だと信じてやまないワタナベシンイチ監督の最新作。確かに前作*1は完全に空振りだったけど、バットは振らなきゃ当らないんだよ!
ってことで、美男子4人が下宿する豪邸、気まぐれな女主人が旅立ち際に置いていったのは、自分のことを「ブス」だと思い込んでる・・・じゃなくて本当に不細工な女の子、砂子。4人の家賃をかけた砂子レディ化計画が始まったのでした。

砂子は、川原泉のマンガに出てくるダサい格好した女の子に、自己否定で影が加わった感じ?
で、なんとなくだけど、そこから黒い部分が取り除かれたら、あの達観した強くて明るい機知に富んだ女の子が現れるんじゃないかと、そんな先読みをしてしまうのでした。

いわゆる腐女子アニメ(もしくはステレオタイプとしてのアンジェリーク)といわれるジャンルでも、
本当はもっといろんな楽しませ方があるはずだ、と、この第一話には、そんなナベシンのメッセージを感じてみるのでした。(でも、なんだかやっぱり安っぽい希ガス・・・)