僕等がいた

竹内君にプレゼントあげる七美を見て妬く矢野。いつまでも過去の傷を引きずって甘っタレる矢野と、それをやさしく叱る七美。まるで5歳の甥っ子を叱るかのように・・・

「世界は矢野のために回ってんじゃないんだから!最低!帰る!」「さっき見たいなのは間違えてるでしょ?いけないよ?矢野?」「じゃ、私のこといらないの?」「信じることもできないなんてどうかしてる!」

「世界は俺のために回ってるわけじゃねーよ、でもお前は俺のためにいるんだろう?そうじゃねーのか?」「俺は俺のものにならないものなんていらない」「お前 信じて裏切られたこと、ある?」「お前には一生、わかんねぇよ・・・わかんなくて良いんだ」「ゴメン、ヤキモチ妬いた」

男は思い出に生きる動物で、女は未来に生きる動物で、やっぱり女の子は強かった・・・同時に作画もちょっぴり大人っぽく描かれてて、女の子が男の子を追い抜いて大人になっていく過程ってやつを見せつけられる思いです。

それにしても、こんな男の子と女の子も、いつの日か、
「昔の女が今でも自分のこと考えているなんて大間違いよ」
「女がみんな自分と同じだと思ったら大間違いだぜ」
なーんて応酬をするようになるのでしょうか?

そして、そんなこんな世界から、次元の狭間に置いていかれている僕等(アニオタ)がいた、と。