黄昏乙女×アムネジア

いやまぁ、物語の構造は数話で読めちゃうんだけど、それでも楽しめるって重要だよね。
それにしても、随所に見られる「僕だけが夕子さんを見・触れる」というモチーフは、凄いよね。
だって、僕が持った鉛筆は夕子さんに触れられるの?僕が投げた鉛筆は?僕がオコノギさんに渡した鉛筆は?とか考え始めると、僕の背中に夕子さんがじゃれついてる時って、実は制服は透過していて肌と肌が直接触れ合ってるんじゃないかとか、妄想しちゃって、うっひゃー!ですよ?ね?
ラブコメの終わりはハッピー・エンディングが好きですが、このラブコメにこの先はあるのか・・・一抹の不安を残す所が旨さかな?

這いよれニャル子さん

えー、あー、まー。時代の流れすから。
え?ニャル子?好きですよ?
いや、だから、キャラが好きなのとアニメが好きなのは違くてぇ・・・
まぁ、ちょっとメタに見ると、MR(Mixed Reality)なのかも知れんね。うん。
物語の大半はあなたのいる現実で、ニャル子だけがフィクション?みたいな?
あー、そこまで考えると、ラヴクラフト様的ではあるのかなー?物語の中が、あ、やめろ誰だ!そのモニターの中から覗いてblogを書き換えるのは?! あqwせdrftgyふじこlp・・・」の逆転的な感じ?
でも、そんな深み、全然描けてないので、その説は却下。
結論:キャラを楽しむアニメでした。以上。

猿飛肉まる・・じゃなくて、アクセル・ワールド

本作も物語構造は読めちゃうけど楽しめるタイプ。最近こういうの多いんだよな。
そういえば、先輩とか赤の王とか、実は何年生きてるんすかね?1秒が17分ってことは、恐ろしや。
SF的には拡張現実に時間軸のフィクションを突っ込んだことで面白くなってるんだけど、2話以降、あまりそのネタが本質的に活用されてないのが勿体無いかなー。まぁ、SF野郎向け作品ではないので、そこはポイントじゃないのだろうけれども。私、気になります!

氷菓

巷では京アニの無駄遣いとか言われてるけれども。まぁ、そのとおり。少しの文学臭を漂わせながらも良いテンポで展開する脚本・演出は素晴らしいかも。
千反田の顔に字が書いてあるシーン。「にくべんき」って書かれてるのかと思った俺は頭が腐ってます。ハイ。

まぁ、ソラで思い出せるのはこんなもん。
実際、殆ど目を通してるのに、記憶から出てくるのがこんなもんとは、酷い話ではあるのだけれどもね。